上流研会員向けに年4回(3、6、9、12月)発行しています。毎号特集を組み、スタッフが町民とともに掘り起こした地域の様々な資源や魅力を余すところなくお伝えしています。
インターネット上でバックナンバーを公開していますが、利用目的に応じて無料送付しています。お問合せページよりご連絡下さい。
01 今なお信仰に生きる里山 -本建地区 七面山関連編-
02 照葉樹林の村 −本建地区 集落紹介編−
03 農業に適した山里 −五箇地区 全体編−
04 縄文遺跡が残る山里 −五箇地区 千須和・榑坪・笹走編−
05 茅葺き民家が似合う山里 −五箇地区 塩之上・古屋・薬袋編−
06 硯と金の産出地 −硯島地区 全体編−
07 山の活気を伝える地 −硯島地区 大島〜老平編−
08 名硯の生まれる山里 −硯島地区 本村〜長畑編−
09 川の都と呼ばれた地 −都川地区編−
10 林業と発電に沸いた地 −三里地区 新倉・茂倉編−
11 田園風景の広がる地 −三里地区 早川・塩島・中州・大原野編−
12 自然の魅力に溢れた秘境 −西山地区編−
1冊 320円/12巻セット 2,800円(税込)
早川の人々の「たくましい生き方」の記録。
早川の生活文化を取り入れた、楽しく、豊かな暮らし方を伝えること。
人口減少や生活様式の変化によって昔ながらの暮らしが失われていく中、この2つの意味を込めて発行しています。
山の生活において、鳥獣の肉は重要なタンパク源であった。しかし、スーパーなどで簡単に肉が手に入る現代では、かつての「生きるため」の狩猟は影を潜めつつある。
狩猟は、時に命さえも落としかねない、自然との真剣勝負である。動物との知恵比べ、優秀な相棒(犬)の存在と仲間とのチームワーク、銃の腕前、山をかけまわる知識と体力、獲物が現れるまでじっと待ち続ける忍耐力。狩猟には思った以上に多くの知識や技術がいる。いくら腕の立つ猟師でも、思い通りにいかないことも多い。それでもなお、山に入り続けたいと思う狩猟の魅力はどこにあるのだろうか。
伝統野菜とは、その土地で古くから栽培されてきた野菜の品種のこと。自家採種(野菜から種を採ること)と、栽培を繰り返すことで種をつないできました。
現在、スーパーに並んでいるほとんどは「F1種」という種類の野菜。F1種は、人間の理想を追求し改良されてきました。バイオテクノロジーを駆使して、人為的に異なる性質の種を掛け合わせてつくられた雑種で、交配によって両親のいいところだけを受け継ぐことができます。
現代のように『種』をお店で簡単に買えるようになるまでは、自分の家で育てた作物から絶やさずに種をとるのが当たり前でした。野菜に限らず、稲も雑穀も何から何まで、代々伝わる栽培方法と種のとり方で、持続的に作物を得てきました。
種が入ってくるようになったのは早川町では昭和30年代頃のこと。
この冊子では、時代の流れの中、早川で守り継がれ、今も大切に育てられている貴重な野菜たちを紹介します。
一年の成果をまとめた「研究年報」を年に一回発行してきました。
「研究年報」には、早川の歴史・民俗を発掘する調査や早川の抱える諸問題を解決する研究、上流研が行ってきたまちづくり活動の実践などが掲載されています。
※2007年度版をもって休刊
※バックナンバーは1冊1,500円にて販売しておりますので、購入をご希望の方は、お問合せページよりご連絡下さい。(在庫がなくなり次第終了となります)