南アルプスは3,000m級の山々からなり、

この山地の形成には糸魚川‐静岡構造線と呼ば

れる日本列島を東・西に二分する大きな断層が

関係しています。この大断層沿いにそびえる七

面山の大ガレ(大崩落地)から春木川下流部に

は土砂の流出が活発で、この対策として設けら

れた栃原堰堤は早川流域における最古の堰堤と

して、登録文化財に指定されています。

 この講演会は、令和6年8月31日に開催予

定でしたが、台風10号が紀伊半島沖で停滞し

南アルプス公園線が通行止めになり中止したも

のです。是非お話を聞いて、栃原堰堤の素晴ら

しさを実感し、栃原堰堤を見に来てください。

 

 

 

◎演題 早川の砂防~県内の登録文化財とこれからの話~

国土交通省 富士川砂防事務所長 藤平大 氏

 

2025年1月18日開催